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意外と知らない紫外線の常識

さあ、これからますます日差しが強くなる季節。毎日でもテニスしたくなりますが、日焼け対策はしっかりと。若いから大丈夫なんて高をくくっていると、10年後にはかさかさの肌になってしまいますよ!
美肌を保ちたい人も、健康的な日焼けをアピールしたい人も、まずは紫外線の実態を理解して、自分にあった対策を立ててください。

紫外線とは

虹を思い浮かべてください。紫から赤まで7色が並んでいますね。 光には波長というものがあって、人間が見えることのできる光(つまり色)の一番波長の低いのが紫(約400ナノメーター)、一番波長の高いのが赤(約760ナノメーター)で、その順に7色並んでいるのです。ただ、自然界には人間の目に見えない光がいっぱいあって、紫よりも低い波長のものが紫外線(ultra violet = UV)、赤より波長の高いものが赤外線と呼ばれるのです。(ちなみに赤外線より高いものが、順に電子レンジに使われるマイクロ波、電波となります。)
紫外線は、さらに波長によってUV-A、UV-B、UV-C に区分されます。
UV-A
(320~400nm)
皮膚の奥へ通過し長い時間をかけて影響。メラニン色素の反応で皮膚が黒くなる。長時間をかけて、しみ、そばかす、しわ、たるみ、皮膚癌などの原因となる。
ガラス越しに家具などが日焼けする原因にも。
UV-B
(280~320nm)
皮膚の表面だけに影響。赤く焼け、火傷や日光アレルギーの原因に。慢性化すると皮膚癌に達する場合も。
眼に影響して角膜炎や白内障を起こす場合も。
UV-C
(280nm以下)
ほとんどが地球のオゾン層に吸収される(しかしオゾンホールがあると地球に到達する!)。日焼け、皮膚癌、白内障の原因に。

紫外線は夏前が一番強い

紫外線の強さは太陽高度に左右されます。
気温が一番高いのは7~8月ですが、太陽高度が一番高いのは6~7月。よって紫外線も6~7月が一番強くなります。
また、曇っているときでも晴れているときの6~7割の紫外線が降り注いでいます。つまり、晴れた日の2時間と曇りの日の3時間は同じくらいの紫外線を浴びることになるのです。

山は涼しくても紫外線が強い。

軽井沢など山岳リゾートは夏場も涼しいから大丈夫と思っていたら大間違い。標高が高いほど紫外線は強いのです。東京よりも2~3割紫外線が強いことも。
ちなみに、冬のスキー場で日焼けしやすいのも山なので標高が高いことに加え、雪面からの紫外線の反射率が90%前後にも及び、つまり平地の倍以上の紫外線を浴びてしまうことが原因。北海道でスキーなのに日焼けで真っ黒逆バンダってこと、経験ある人も多いでしょう。

皮膚への影響と対策

日焼けは疲れる

紫外線を浴びると肌の表皮にある免疫機能を持った細胞(ランゲルハンス細胞)がダメージを受けます。そうすると免疫力が低下して疲れたり体調をくずしたりします。
小麦色の肌は健康的でスポーツマンの象徴のようなもの。しかし、屋外でのスポーツをする方こそ、紫外線対策をされることをおすすめします。

SPF(Sun Protection Factor 日焼け防止指数)の意味

個人差があるものの、一般の日本人が真夏に日焼けする標準時間は20~25分といわれています。SPF値は、UV-Bによって日焼けするまでの時間をどれだけ引き延ばせるかという数値です。
つまり、SPF10ということは、十倍の200~250分(3時間20分~4時間10分)は肌が赤くなるのを防ぐことができます。
ただ、これらの効果は、汗をかいたり水で流されたりして1回塗っただけでは1日もちません。必要に応じて日焼け止めを塗るなどしてください。
PAとは
UV-Aの防止効果基準です。
PA+ UV-A 防止効果がある
PA++ UV-A 防止効果がかなりある
PA+++ UV-A 防止効果が非常にある

日焼けによるしみ・そばかすをなくすためビタミンCを取ろう

ビタミンC はメラニン色素の生成をおさえ、できてしまった色素を無色に還元するのを助ける働きがあります。またコラーゲン組織の生成を助ける働きもあるので、紫外線による肌の老化を防ぐ効果もあります。
肌のために、ビタミンCを多く含むフルーツなどをたっぷりとってください。場合によっては、サプリメントで補うのも良いでしょう。

眼への影響と対策

目も日焼けする。

太陽を見上げてまぶたを閉じてください。それでも明るいですよね。それは太陽光線がまぶたを通して眼球に届いているからです。ということは、目を瞑っていても眼球が日焼けしてしまうということです。強い日差しの中で目を大きく開けてテニスしてたら、目が日焼けしてしまうのも自明。なので、サンバイザーやサングラスなどしないのはもっての他なのです。

サングラスの話

サングラスには眩しさを抑える機能があります。でもそれだけでサングラスを選ぶと、間違うとかえって眼を傷めてしまいます。
明るいところから暗いところに入ると、しばらくは何も見えませんが、少しずつうっすらと物が見えるようになりますよね。あれは暗いところに入ると眼の瞳孔が開いてきて、明かりを感知しやすくなるからです。サングラスをかけると、眼は暗いところに入ったような反応を示し、瞳孔が開き始めます。暗いサングラスであればあるほど眩しさが減ると同時に、瞳孔が開きます。 もし、それがUVカットされていないサングラスだとどうなるでしょうか? そうです、瞳孔が大きくなっているので、より多く紫外線にさらされてしまいます。眩しさは減ったのに、眼には逆に悪影響を与えてしまうのです。
自分のサングラスはUVカットされているから大丈夫、と思う方も注意が必要。街頭などで「UVカット」のサングラスが安く売られているのを見かけますが、あれは普通のプラスチックレンズでもUV-B、UV-C はカットできるため、そう言っているに過ぎないことが多くあります。UV-Aをカットするには、その処理がしっかりされたサングラスでないといけないのです。

しっかりUVカットがされ、スポーツ向けに開発されたサングラスなど、紫外線対策におすすめの商品はこちらをご覧ください。

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