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皆さんこんにちは。日本車いすテニス協会コーチングスタッフの中澤吉裕です。 日本ではまだまだ認知が進んでいない車いすテニスですが、欧米などではすでに広く普及していて一般のテニスプレーヤーに混ざってテニスを楽しむ人の姿は一般的になっています。
おそらく皆さんも、その存在は知っているけど……という感じだと思います。そこで、これからその知られざる世界を簡単に紹介させていただければと思います。
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| @ | ルールは基本的にいっしょで、唯一の違いはツーバウンドがOKということ! |
| A | 車いすは2種類、普段用・競技用があります。競技用の特徴は、タイヤがハの字で、実際に私は経験しましたが、車いすの性能についていけずにぐるぐる回って汗ビッショリでした。 |
| B | ラケットも同じ。ただしグリップサイズは、タイヤを握るので細めのプレーヤーが多いです。 |
| C | コートも同じです。※なんと2002年のワールドチーム力ップ (国別対抗戦/健常者のデ杯、フェド杯に相当)は、イタリアのクレーコートで行われました。 |
| D | クラス分けがあり、一般男子・女子 (オープンクラス)、クァード、(障害の重いクラス)ジュニアの4グループに別れています。足でサービスのトスを上げたりするクァードクラスのアメリカ選手もいます! |
| E | そして世界ツアーもあります!(日本勢大活躍です)。最初のステージとして地域主催のフレンドリーマッチや、 健常者とのミックスダブルス(ニューミックス・アップダウンと呼びます。)などがあります。次に日本車いすテニス協会認定(JWTA)、世界大会(健常者のアジア大会は車いすではフェスピック、オリンピックはパラリンピックなど)とつながっています。 |
| F | どうやってプレーしているの? 実はこれが意外と多い質問です。片手で車いすを押さえ(タイヤ部分)、利き腕でスイング、すぐにラケットを持ちながらプッシュ・プッシュで走り回り、また打ち返すのです。これが実にすばやい。私も選手と練習していますが、加速すると全く歯が立ちません! |
| G | 技術的には? 障害によって違いはありますが基本的にはいっしょです。世界トップ選手のスピンは本当にすごいです。車いすテニスはバックハンドにスライスを多く使うことが特徴で、その切れ味といったらものすごいです。トップ選手のスライスは、ネットギリギリで白帯前でボールが浮き上がりネットを越えて沈んでコートを滑るように伸びてきます。これがトップ選手のスライスです。 |
| 以上が、車いすテニスの「基礎知識8か集」です。少しでもイメージが浮かび上がりましたか?とにかく多くの方々に車いすテニスに興味 を示していただければ幸いです。今後は、もっと奥深いところとエピソードなどもお伝えしていきたいと思います。 | |
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中澤 吉裕 (なかざわ よしひろ)
日本車いすテニス協会コーチングスタッフ、2002ワールドチームカップ・イタリア大会日本代表監督。2004年ワールドチームカップ・ニュージーランド大会にも日本代表クアードチームを率いて参加、世界3位に導いた。ジュニア・車椅子選手の指導に熱意をそそぐ毎日を送る。 |