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今回は、車いすのトーナメントについてお話ししたいと思います。
 まず、大会の種類ですが、

@地域でのフレンドリーマッチ (健常者とのミックスダブルスなど懇親大会)
Aランキング対象ではないが少しレベルが上の大会(草トーナメントのようなもの)
Bランキング対象大会(JOP大会に相当する。ちなみに大会数は年間約80大会)
CNEC全日本車椅子選抜大会(JWTAマスターズ/毎年12月に千葉県吉田記念研修センターで行われます)
D国内で世界ランキングが得られる大会(チャレンジャー、フーチャーズに相当する。年8大会程度開催されます)
E世界大会(約50大会で、この中にオーストラリアン・オープン、USオープンなどがあります)

また、この他に、国別対抗戦ワールドチーム力ップ(デ杯・フェドカップに相当)が年一回、フェスピック大会(アジア大会)、パラリンピック(オリンピック)が両方とも4年に一回行われます。
車いす大会も一般大会同様にツアーが一年中とても充実しています。

2002年度韓国プサン・フェスピックでは、かなり厳しい審判の判断や韓国勢の勢いに、日本チーム選手は厳しい状況に追い込まれましたが、金メダル3個、銀メダル一個、銅メダル3個と計7個のメダルを獲得。日本は、アジアでは随一の実力を持っているのです。そして、今年のアテネ・パラリンピックでは男子ダブルスで堂々の金メダル。どうですか?すごいでしょ!
ちなみに車いすのオーストラリアン・オープンは、一般のオーストラリアン・オープンと同じメルボルンの会場で行われます。「日本も一般大会と同じ場所で大会が開かれれば、もっと車いすテニスのことが広まるのに」と思うと、なんともうらやましいかぎりです。この、コラムを読んでいただいた方々もきっと身近に車いすテニスの試合見たいと思っているでしょう。全日本選手権で車いすテニスが同時開催になったらいいですよね!

これから大会に参加したい!と思う方は、まずJWTAホームページから各都道府県協会の連絡先を確認し、連絡すれば参加することができます。
世界大会に参加するには、ITFホームページの車いすテニス・サイトで、名大会の情報を確認して直接コンタクトするという段取りになります。
世界大会に参加するため飛行機に乗るとき、競技用の車イスは荷物としてスーツケースなどと同じ扱いで運ばれます。空港に到着して・・・車のいすを受け取ると!なんと!曲がっていたり、つぶれて乗れない状態になってたりすることも稀にあるようです。
ちなみに、2002年度イタリアワールドチーム力ップでは、フライトが合計約15時間、空港乗換え時間待ち約5時間、パス移動3時間と、試合会場に到着するまでになんと24時間もかかりました。
国内大会の場合は、移動手段が車です。神戸在住の中野選手などは、日本代表強化練習会(真夏の8月に炎天下の湘南で練習が行われる)のときに、練習と1試合(ダブルス3試合、シングルスー拭合)を終えてから夜8時に湘南地区を出発し、神戸に深夜1時過ぎに到着。そして翌朝から会社に出勤するといった、非常にタフなスケジュールをこなしていました。本当にすごいパワーですよね。

このように日本代表選手でもマイカー運転で日帰りでの強化練習というのが実情です。彼らはそのような苦労も惜しまず目標に向かって常に前進しています。私も非力ながらこのような厳しい状況を少しずつでも改善していけるようにという思いもこめてこのコラムを書いています。皆さんも是非応援してくださいね。
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