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車いすテニスって、どのようにボールを打つの?

今回は「車いすテニスって、どのようにボールを打つの?」という質問に、Q&A方式でお応えします。

Q1: ラケットは、どうやって持っているの?
A1: ラケットは利き腕で持ち、フォアハンド・ストロークは、厚めのグリップが多いです。

Q2: ラケットを持ちながらタイヤを動かすの?
A2: はい。ラケットを持ちながらタイヤを押して常に動いています。上手に車いす操作ができる選手たちは、手のひらの下にタコができています。選手達の指先や指を傷つけてしまうことは頻繁にあります。

Q3: どんなポールを打つの?また、どんなショットが有効なの?
A3: スピン、スライス、フラット、ドロップショットと健常者と同じです。特にスライスは、動く時間も稼げ、バウンドするまでの時間がスピンより早いので、ツーバウンドまでの車いすテニスにはかなり有効です。

Q4: ボレーもするの?
A4: もちろんボレーもします。現在の世界レベルでは、ボレーでポイントを取ることは必要不可欠です。ゲーム展開を読む力に優れているので、チャンスを作ってネットに詰めてボレーすることは、現在では普通に行われています。

Q5: 打点が低いので、サーブはそんなに速くないでしょ?
A5: いいえ、速いです。打点が高ければもちろん有利ですが、サーブの打ち方がしっかりできていれば (肩がきれいに回っていれば)スピードは出ます。しかし、競技用の車いすは動きに敏感で体重のかけ具合で動いてしまうので、私たちがサーブを打つよりも 実際は難しいのです。

Q6: 特別な打法はあるの?
A6: 特になく、健常者と同じです。ただ車いすに座っていると目線が低くなるため、相手に低い打点で打たれるとネットにかぶさり、どこにボールが飛んでくるか読みにくいということがあります。

今回のQ&Aはこの辺で終了にします。



NEWS
八筬選手が全豪オープンと並行して行なわれた Classic 8 の女子シングルスで優勝しました!(2005年1月30日)

中澤 吉裕  (なかざわ よしひろ)

日本車いすテニス協会コーチングスタッフ、2002ワールドチームカップ・イタリア大会日本代表監督。2004年ワールドチームカップ・ニュージーランド大会にも日本代表クアードチームを率いて参加、世界3位に導いた。ジュニア・車椅子選手の指導に熱意をそそぐ毎日を送る。

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