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パラリンピック車いすテニス初のメダルを金で飾った日本

連日熱戦を繰り返した8人の選手たちを一堂に

9月17日から28日までの12日間に渡って開催されたアテネ・パラリンピック。日本勢は史上最多の52のメダル。車いすテニスでも大活躍。男子ダブルスでは金メダルに輝きました!
今回日本から参加した選手は8人、毎日熱戦の連続でした。彼らの活躍を再度振り返り、そして4年後の北京へ期待をつなげましょう!
   

2004年 アテネ・パラリンピック 車いすテニス 日本代表の8選手

       

アテネでの試合結果

19日】 20日】

Wind is blowing from the Aegean...エーゲ海から吹く(?)強風の中、男子シングルス1回戦32試合全てが行なわれました。
午前中の試合では、籐、中野の両選手が負けるという惜しい結果に終わりましたが、午後の試合では、今大会第8シードの国枝選手が、インドネシアのヤシン・オナシエ選手を難なくくだして2回戦進出を決めました。圧倒的なプレーでわずか38分の試合でした。 センターコートで行われた斉田悟司vs.アルビン・バティキ(ポーランド)の1回戦も、斉田選手がわずか36分であっさりと勝ちました。

男子シングルス
 斎田(6) ○-X バティキ(ポーランド) 6-0,6-0
 国枝(8) ○-X オナシエ(インドネシア) 6-0,6-0
 ストゥールマン(11)(オランダ)○-X 中野 6-3,6-1
 ウェルチ(4)(アメリカ)○-X 籐選手 6-1,6-0

 

男子ダブルス、女 子シングルス、クアード・シングルスの1回戦が行われました。
男子ダブルスの中野・籐組対イタリア組の試合はなんと2時間17分、2セットのまさに死闘ともいえるようなタイブレークマッチのあと、3セット目を惜しくも落としてしまいました。
第1シードの斉田・国枝組は2回戦からの出場のためこの日は試合はありませんでした。
大前選手は貫禄(?)の勝利で2回戦進出。八筬選手は調子が上がらず、1回戦敗退となりました。

男子ダブルス
 ガテッリ・マッツェイ組(イタリア) ○−X 中野・籐組
  7-6(11), 6-7 (2), 6-3
女子シングルス
 大前 ○−X オチョア(スペイン) 6-2, 6-1
 グラヴリエ(フランス) ○−X 八筬 6-1,6-2
クアード・シングルス
 ハンター(カナダ) ○−X 當間 6-1, 6-2
 ワインバーグ(イスラエル) ○−X 高島 6-2,6-3

21日】 22日】

男子シングルスで斉田、国枝選手、女子シングルスでは大前選手の2回戦の試合がありました。
大前選手の相手は第3シードでこれまで全敗だったオランダのぺテルス選手。今回も雪辱なりませんでした。
男子勢は順調に勝ち進みました。

女子シングルス 2回戦
 ぺテルス(オランダ) ○−X 大前 
男子シングルス 2回戦
 斉田 ○−X ガテッリ(イタリア) 6-0, 6-2
 国枝 ○−X マッツェイ(イタリア) 6-0, 6-2

男子シングルス3回戦と男子ダブルス2回戦、女子ダブルス、クアード・ダブルスの準々決勝が行なわれました。

午前中の第一試合で斉田選手(6)が第9シードのジャヤント・ミストリー(イギリス)と対決で快勝し、ベスト8進出を決めました。両者はシドニー・パラリンピックでもベスト8をかけて熾烈な戦いをした同士で、パラリンピックでは斉田選手が2連勝となりました。
国枝選手は第二試合で第10シードのぺテル・ヴィクストロム(スウェーデン)との対戦。フルセットの接戦の上、国枝選手が勝利、斉田選手と並んでベスト8進出を決めました。
ダブルス準々決勝も楽しみな試合続きです。
女子ダブルスで第3シードの大前・八筬組はアメリカのクラーク・バーファース組を7-5, 6-3で下し、準決勝進出を決めました。
男子ダブルスで第1シードの斉田・国枝組はバティキ・クリックのポーランド組との対戦を難なく通過。
クアード・ダブルスは高島・當間組がカナダのハンター・マクフェイト組に善戦しましたが、6-3, 6-0で敗れました。

男子シングルス 3回戦
 斉田 ○−X ミストリー(イギリス) 6-0, 6-2
 国枝 ○−X ヴィクストロム(スウェーデン) 6-3, 4-6, 6-3
男子ダブルス 2回戦
 斉田/国枝組 ○−X バティキ/クリック組(ポーランド) 6-0, 6-0
女子ダブルス 準々決勝
 大前/八筬組 ○−X クラーク/バーファース組(アメリカ) 7-5, 6-3
クアード・ダブルス 準々決勝
 ハンター/マクフェイト組(カナダ) ○−X 高島・當間組 6-3, 6-0

23日】 24日】

男子ダブルス準々決勝で第1シードの斉田/国枝組はイギ リスのハット/ミストリー組に快勝し、ベスト4進出を決めました。

ダブルスに先立って、二人は男子シングルス準々決勝にも出場。
第6シードの斉田選手は大観客が詰め掛けたセンターコートで第1シードのロビン ・アメルラーン(オランダ)と対戦はフルセットマッチとなる大接戦。第3セッ トは6-5、40-30のマッチポイントと斉田選手は後一歩で勝利していましたが、アメルラーンの最後の粘りに屈し、惜しくも勝利を逃してしまいました。最後の最後まで手に汗握る戦いでした。
「もっとプレッシャーをかけようと思って、ネットに近づきすぎた」のが裏目に 出たと斉田選手はコメントしています。アメルラーン選手は、斉田選手のプレーを讃えつつ、「これまでの多くの試合と同じように、最後の最後は彼のサーブが甘くなったのでチャンスが来た」のが勝因だと語りました。彼の大詰めでのストレートのウィナーは斉田選手が「ありえない」と形容するほど、やはりナンバー1のボールの凄さを見せつけました。
続く第8シードの国枝選手は肩の調子が悪いながらも、第2シードのデビッド・ホール(豪)と大接戦。第2セットは6-0で国枝選手が取るなどいいムードでしたが、勝利には至りませんでした。

男子シングルス 準々決勝
 アメルラーン(オランダ) ○−X 斉田 6-4, 3-6, 7-6(3)
 ホール(豪) ○−X 国枝 6-2, 0-6, 6-4
男子ダブルス 準々決勝
 斉田/国枝組 ○−X ハット/ミストリー(イギリス) 6-1, 6-1

男子ダブルス準決勝で第1シードの斉田/国枝組は、大接戦を勝ち抜き、決勝進出を決めました。
対戦相手は第6シード、オーストラリアのホール/ボナカーソ組。第1セットを4-6で譲ってしまいましたが、第2セットは6-4で取り、フルセットへ。どちらも譲りませんでした。タイブレークに持ち込まれても激しい応酬が続きましたが、結局最後は王者の斉田/国枝組が7-6(6)で勝ち取りました。第3セットだけで74分、勝利まで2時間40分の激戦でした。

女子ダブルス第3シードの大前/八筬組は第1シードのスミット/フェルヘール組(オランダ)との準決勝対決でしたが強風に悩まされ思うようなテニスができず、決勝進出は果たせませんでした。

男子ダブルス 準決勝
 斉田/国枝組 ○−X ホール/ボナカーソ組(豪) 4-6, 6-4, 7-6(6)
女子ダブルス 準決勝
 スミット/フェルヘール組 (オランダ)○ーX大前/八筬組 6-2, 6-0

25日】 26日】

男子ダブルス決勝で第1シードの斉田/国枝組は、余裕ともいえる圧倒的な攻めで対するフランス組に自分たちのテニスをさせず、完勝で金メダルを獲得しました。

女子ダブルス3位決定戦では第3シードの大前/八筬組が対するスイス組に、出だし5-1と大きくリードしたものの、その後6ゲームを連取され、第2セットも続けてとられ、惜しくも念願のメダル獲得はなりませんでした。

男子ダブルス 決勝
 斉田/国枝組 ○−X ジェレミアス/マジディ組(仏) 6-1, 6-2
女子ダブルス 3位決定戦
 カルト/シュター・エラト組(スイス) ○ーX大前/八筬組 5-7, 6-3

車いすテニス競技最終日、女子ダブルス決勝、クアード・ダブルス決勝、そして男子シングルス決勝が行なわれました。
最終競技となった男子シングルスではロビン・アメルラーン(オランダ)が終始優勢のまま6−2, 6-1でデビッド・ホール(豪)を下し、金メダルの栄光に輝きました。

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