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ダベンポート、ロディック2回戦へ−全豪オープン

リンゼイ・ダベンポート
アンディ・ロディック
画像提供:Getty/AFLO

(オーストラリア、メルボルン)

L・ダベンポート(アメリカ)は今シーズン、彼女のテニス人生に4つ目のグランド・スラム・タイトルを付け加えようとしている。火曜日、今大会第1シードのダベンポートは1回戦で、ベテランC・マルティネス(スペイン)相手に6-1,6-0とわずか48分の快勝ぶりだった。「とても調子が良いわ。悪い所がほとんど無かった。精神的な戦いで、出だしはちょっとミスしたけど、調子に乗れてからは、本当にいいプレーができたわ。」と、語った。昨シーズン7タイトルを獲得しランキングも1位に返り咲いたが、グランドスラムでの優勝が1つも無かった。ウィンブルドンとUSオープンではそのチャンスがあったが、どちらも準決勝で敗退している。先週の大会を気管支炎のために棄権している彼女は「まだ咳が少し出るけど、それ以外はほとんど良くなっているわ。体調は万全よ。」と、現在の状況を語った。

男子では第2シードのA・ロディック(米国)が、1回戦で予想以上の苦戦を強いられた。新しいコーチのディーン・ゴールドファインが見守る中、無名のI・ラバーゼ(グルジア)相手に第1セットはかなり苦しい展開だったが、自力に勝るロディックが最後は突き放し、7-5で取ると、続く2セットも,6-2,6-1と連取し試合を決めた。全豪オープンでは2003年のベスト4が自己ベストとなるロディックは、「2回戦へ進出できてほっとしてるよ。ただ、第1セットはちょっと情けないプレーだったけど、その後の2セットはきちんとボールが打てていたと思うよ。何事も前向きに考えるほうが良いしね。」と語っていた。 

ロディックは左利きのラバーゼ対策として、同じく左利きで18歳のR・ナダル(スペイン)と練習をしていた。ロディックは第1セットでなかなかラバゼのサービスをブレークできず、最終ゲームをラバゼのミスにも助けられ、ようやく奪ってセットを7-5で取った。結局そこからロディックが試合の主導権を握り、続く2セットを連取して勝利した。この試合は、18ヶ月師事を仰いだブラッド・ギルバートに代わって、デビス・カップのアシスタントをしていたゴールドファインをコーチに迎えて最初の試合だった。「2004年のシーズンはそれはそれで最高のシーズンになったと思うよ。ただ同時に後半にかけて、成長が感じられなかったんだ。まだまだ成長したいって強く思ったんだ。」と、コーチの変更について語った。 ロディックは2回戦でG・ルゼッドスキ(イギリス)と、ビッグ・サーバー同士の顔合わせになる。ルゼッドスキはJ・ビョ−クマン(スウェーデン)を2-6,6-4,6-0,7-6(7)の接戦を物にして2回戦に勝ち上がった。

E・ダニリド−を6-1,7-5で退けたV・ウィリアムズも2回戦へ駒を進めた。第2セットこそもつれたが、ダニリド−は9つものダブル・フォルトを犯すなど、ヴィーナスに簡単に試合を運ばせてしまった。「今日はベストなリズムがつかめなかったわ。ミス連発だったし。特に第2セットは5-0になってもおかしくない展開だったのに、3-2とか4-2という感じだったし。」と、ヴィーナスは試合を振り返った。「でも、第2セット5-5からゲームが取れたのが大きかったわ。自分の方が良いプレーをしていたし、取るべくして取ったって感じよ。あまり心配していないわ。だってどうやって勝つか分かっているもの。」昨年のグランド・スラムでは全豪オープンでは3回戦、ウィンブルドンでは2回戦、USオープンでは4回戦と、早い段階での敗退を喫していたヴィーナスは、妹のセリーナ同様、今シーズンの復活にかける意気込みが強い。

ヴィーナスは試合開始まで何時間も待たされた。彼女の試合前に行われた、男子第9シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)対D・フェレール(スペイン)の試合が何と約4時間にも及ぶ接戦だったからだ。合計18回ものブレーク合戦となったフルセット・マッチは、結局ナルバンディアンが21歳のフェレールに、7-6(1),4-6,4-6,6-3,6-4で競り勝った。フェレールは過去の対戦で、ウィンブルドンで準優勝の経験のあるナルバンディアン対して3勝0負と分が良かったが、今回は両者初めてのハード・コート上の対戦だった。

その他、男子では、第3シードのL・ヒュ−イット(オーストラリア)、第7シードのT・ヘンマン(イギリス)が順当に勝ち上がっている。1976年のM・エドモンソン以来の地元優勝を狙うヒュ−イットはA・クレマン(フランス)を6-3,6-4,6-1で下し、ヘンマンはC・ソールニエ(フランス)を6-1,6-2,4-6,6-3で下した。また、第6シードのG・コリア(アルゼンチン)は、昨年R・フェデラ−を破った最後のプレーヤーであるT・ベルディフ(チェコ)を6-2,6-4,6-0と全く寄せ付けず、2回戦へ進出を決めた。ベルディフは昨年のアテネ五輪でフェデラ−を破る勲章を上げたが、コリアの前になすすべも無かった。昨年怪我に泣かされ、父親も亡くすという不幸もあったJ・ブレーク(米国)は、F・マイヤー(ドイツ)に6-1,6-2,6-0と快勝した。しかし、同じアメリカ人で第29シードのV・スぺーディアはE・シュティエパネック(チェコ)に6-3,5-7,4-6,7-5,6-3のフルセットで破れた。第23シードのF・ゴンサレス(チリ)は2セットを失ってから、J・アカスーソ(アルゼンチン)に3-6,3-6,6-3,6-3,7-5と逆転勝利を収めた。2セット・ダウンからの逆転勝利は彼にとって初めての事だった。

女子では、全仏オープン・チャンピオンである第3シードのA・ミスキナ(ロシア)がK・ペシュキ(チェコ)を6-1,6-4で下した。また、ロシア勢力の一人である第6シードのE・デメンティエワは、A・ボンダレンコ(ウクライナ)に6-3,6-3で勝利した。1978以来の地元優勝を狙う第10シードのA・モリックは、観衆の応援を受け6-1,6-3でA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)を下した。モリックは先週のメディバンク国際で、同じオーストラリアのS・ストザ−を退け今年早くも優勝を上げている。

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