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【亜細亜大学国際オープンテニス】 日程:3月19日(月)〜25日(日) 場所:亜細亜大学日の出キャンパス ◆公式ホームページ
3月19日から亜細亜大学日の出キャンパス テニスコートで開催される「亜細亜大学国際オープンテニス2007」は、今年から新設されたフューチャーズ大会だ。ウィンブルドンに代表されるグランドスラム大会につながる最初の関門がこのフューチャーズ大会で、文字通り「未来」につながる第一歩となる大会なのである。フェデラーやナダル、現在日本のトップで活躍する添田豪や鈴木貴男、岩渕聡なども最初はこの登竜門を通過してきた。世界のテニスを目指して、多くの選手が亜細亜大学国際オープンテニスに挑戦する。

(このコートから世界への第一歩を踏み出す選手がいる。)
 杉山愛、中村藍子、森上亜希子ら世界トップ100で活躍する日本女子に比べ、松岡修造以降、日本男子のトップ選手登場への待望が叫ばれて久しい。現在世界ランクに80人を送り込んでいる日本女子に対して、男子は39人。この差の要因の1つとして、国内で開催される国際大会の男女での格差が考えられる。2007年に日本国内で実施される男子の国際大会は13大会で、それに対し女子は22大会と、男子は女子の約2分の1となっている。 しかも、問題なのはその内訳である。女子は1万ドルの大会が6大会、2万5千ドルの大会が11大会、続いて5万ドル大会が3つあり、17万1千ドルのジャパン・オープン、134万ドルの東レPPOとバランスよく賞金額が分布している。一方の男子は、1万ドル・1万5千ドル大会が11大会行われ、それ以上の大会になると、2万5千ドルのチャレンジャー大会が1つ、76万5千ドル万ドルのジャパン・オープンと、下部から上部にかけて、一気に大会レベルが飛躍している。この構造では、たとえ下部大会で良い成績を上げて上部大会に出場しても、いきなりレベルが上がるためにその実力差に対応できないのだ。
 また、もう1つの要因としては、国内で国際大会が行われていても、アフタージュニアとして活躍が期待される大学生にとっては開催時期が合わずに参加が困難であった。そういった選手には、海外に出てATPポイントを稼ぐという選択肢もあるが、遠征費用の面で折り合いがつかないことも多いのが現状である。(昨年は多くの高校生が活躍し、杉田祐一を始めるとする18歳以下の選手がフューチャーズ大会に参加し次々とポイントを取っていった。)
 この男女格差、時期的な問題を解消するために、亜細亜大学テニス部監督の堀内昌一氏は、以前から構想にあったフューチャーズ大会を3月に、自らが教鞭を振る亜細亜大学で開催させるに至った。
 今回の亜細亜大学国際オープンテニスの大会ディレクターを務める堀内監督も、かつてはサーキット大会に参加したことがあり、フロリダで開催されたサテライト大会の予選の予選から参加し、世界のテニスへの扉を開いた。 「本物のテニスを目指す中で、学生達に大学テニスにとどまらないで欲しいですし、世界のトップを目指して欲しい。『opportunity(機会)』を活かして、フューチャーズ、チャレンジャー、グランプリと挑戦していって欲しいと思っています。亜細亜大の選手には、全豪オープンなどに連れて行って世界のトップのテニスを体験させたりしています。しかし、全員が参加できるわけではありません。もっと身近で世界のレベルを感じることが出来るのが一番です。」
 「アメリカ、スペイン、イタリアなどの強豪国は、毎週のように下部大会が開催されています。みんなこういう大会に参戦して、もまれて、たくましくなっていくんです。今回は大学としては日本初のフューチャーズ開催となった亜細亜大学に続いて、次週には早稲田大学がフューチャーズ大会を行います。そしてその後も3週連続で大会があり、計5週連続でフューチャーズ大会が実施されます。この中で多くの学生がATPポイントを取ってくれればと思います。」また、 「試合に負けてもコートに残って他選手と打ち合って練習してうまくなる。その様子を見ることで、コーチ、スタッフのレベルアップにもつながる。そういった育成の場にもしたいと思っています。」と、大会にかける熱い思いを言葉にした。
 こういった国内大会を増やすという取り組みに対して、「今大会は、セルジオ・タッキーニさんに協力して頂いて、非常に感謝しています。」と語っている。
 今大会は亜細亜大学の学生やテニス部部員、全日本学生テニス連盟のメンバーが中心となって、手作りの大会運営を目指す。
 堀内監督は、「学生達には大会運営を通して色んなことを学んで欲しいと思います。経済、経営、体育など、自分の専攻する学問を実地で体験する。こんな素晴らしいことはありませんね。」と学生主体の大会運営に期待を寄せる。

 自らも学生連盟の一員で、今大会のアシスタントディレクターを務める小野塚弓乃さんは、「今回は学連が自らの申し出により大会運営に参加してきてくれました。学生のレベルが上がれば、ユニバーシアード代表の強化にもつながりますしね。大学生は一部の上位選手しか国際大会に参加していませんが、今回のように一般だけでなく、学生を対象とした予選ワイルドカードの予選会も行い、チャンスが増えたことで、今後は出場したいと思う選手が沢山出てきて欲しいですね。また、予選に参加することで大会を身近に感じてもらい、今後の選手生活の意欲になればと思います。」と、大会に向けての抱負を話している。
 ユニバーシアード代表監督も務める亜細亜大学コーチの森稔詞氏は、「僕もこの亜細亜大学でプレーしていたとき、オーストラリアなどに行ってATPポイントを取ってきました。学生にはこういった機会を利用して、ポイントを獲得して欲しいですね。」と語る。
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