プレースタイルの移行
男女問わず世界的に人気の「黄金スペック」(フェイス面積100平方インチ/フレーム重量300g)だが、
プレースタイルがストローク主体の商品がほとんど。
現在のテニススタイルの主流はより攻撃的になり、ストロークはもちろん、しっかりボレーもできる
オールラウンドスタイルへとシフトしつつある。
そんな最新のプレースタイルを実現させたのが、今回登場のウイルソン「ウルトラシリーズ」。
ラケットの発展
フレーム断面図を多角形にする事でフレーム剛性が上がり、不要なフレームの"しなり"による
パワーロスを抑え、ボレーで重要な面の安定性によるコントロール性がアップ。
また打球感を気持よく感じる事もストローク、ボレー共に重要な要素になるので、通常のグリップ部に
使用するウレタン部を柔らかい物に変更する事で、不快な振動を吸収しつつクリアな打感を実現している。
より攻撃的なオールラウンドプレーヤーにおすすめなラケットである。
ストローク時にはやや飛びが抑えられた味付けになっているが、ボレーでは
鋭いボールがコートに収まるチューニングとなっている。
このラケットはフェリシアーノ・ロペス選手、ヴィクトリア・アザレンカ
選手、ルーシー・サファロワ選手が使用する本格派だ。