Tennis365.net×ユニクロ 全仏ウエア誕生秘話

ウエア制作裏話

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錦織 全仏ウエアは「初の黒」

友川氏

男子テニスで世界ランク6位の錦織圭(日本)は、今年の全仏オープンでグランドスラム初優勝を狙う。tennis365.netは、その錦織が全仏オープンで着用するユニクロの最新ウエアを開発したデザインチームの友川氏と、MDチームの坂谷氏に独占インタビューをした。
>>ユニクロ全仏ウエア販売ページ<<
今回、錦織が着用するウエアのテーマは「ラケットのガット」をイメージしたグラフィカルなデザイン。 友川氏は「錦織選手はどんなボールでも受けるというスタイルなので、それをイメージしてガットのデザインにした。」と話す。
←錦織のウエアを説明する友川氏
【画像提供】tennis365.net

錦織 全仏ウエアは「初の黒」

←全仏モデル着用の錦織圭

錦織 全仏ウエアは「初の黒」

←錦織圭 着用モデル

友川氏

世界ランク1位のジョコビッチは王者の風格を出すために落ち着いたカラーを好むのに対し、錦織はトレンドを取り入れたスポーティで若々しいカラーにトライする。
また、今回のカラーは初のブラックを使用している。ブラックにした理由については 「グラフィカルなデザインやクールな印象のカラーがスポーツウエアのトレンドになっている流れと、錦織選手からの要望から、今回はブラックを採用した。」と説明した。
暑がりな錦織に向けて「背面は全部メッシュにし、通気性を高めることで熱気を逃がして、快適にプレーしてほしいという願いを込めた。」と友川氏。腕の部分はラグランスリーブ構造と脇下のマチで、スムーズな動きを可能とした。
また、内部の縫い目は肌面に当たらないようにし、少しでもプレーの妨げにならないようになっている。
←内部の縫い目を説明する友川氏

友川氏

以前まで錦織は少し大きめのサイズのウエアを好んでいたが、ファッションブランドであるユニクロとして、スタイリッシュなシルエットのウエアを提案。そして、錦織もスッキリしたウエアを好んで着用するようになった。
ユニクロと契約した当初はTシャツを着ていた錦織だったが、近年は襟付きのポロシャツを着ている。
ポロシャツを着るようになった経緯について、坂谷氏は当時20歳だった錦織に「ポロシャツの方が紳士的に見えるし、どう?」と勧めたことがキッカケと話す。それはファッションブランドのユニクロがファッション性の高いポロシャツを打ち出したいという想いもあった。
←ポロシャツについて説明する坂谷氏

友川氏

素材は東レと共同開発した独自の素材「ドライEX」を使用。汗を溜めず拡散する効果があり、肌面のサラサラ感は他社と比べてズバ抜けている。 通常、汗をかいた面のTシャツはベタつきがあるが、「ドライEX」は選手が汗冷えやベトつきなどでパフォーマンス低下の部分を取り除こうと開発していると友川氏は話す。
←実際に水滴をたらして実験

友川氏

←国枝慎吾 着用モデル
また選手が何時間戦ってもパフォーマンスを出来るだけ持続し、勝ちにつなげる素材となっており、体温が上がる部分に関してはしっかりメッシュのベンチレーションを配置。
メッシュは2種類を使用し、縫製に関しても選手のプレーの妨げにならないように肌あたりの少ないステッチを採用している。 昨年の全仏オープンは、日本人で,佐藤次郎(日本)以来82年ぶりの準々決勝進出の快挙を成し遂げた錦織。今年はメンフィス・オープンで前人未到の4連覇、マイアミ・オープン男子では2度目のマスターズ準優勝を飾る活躍を見せており、グランドスラム初制覇に注目が集まる。
また、車椅子テニスで世界ランク3位の国枝慎吾(日本)は、錦織のウエアと同じデザインで襟が無いウエアを着用する。

友川氏

錦織のウエアとの違いは、襟を無くしてVネックにすることで首周りをスッキリさせ、プレーを快適にしていること。車椅子の背もたれ部分で汗をかきやすい背面には、さらに通気性の高いメッシュを使用。
今年の全豪オープンではまさかの初戦敗退を喫した国枝には、全仏オープンでの王座奪還に期待が寄せられる。
←錦織・国枝 着用モデル
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ウエア制作裏話

ウエア情報解禁

↑錦織のウエアを説明する友川氏
【画像提供】tennis365.net

男子テニスで世界ランク6位の錦織圭(日本)は、今年の全仏オープンでグランドスラム初優勝を狙う。tennis365.netは、その錦織が全仏オープンで着用するユニクロの最新ウエアを開発したデザインチームの友川氏と、MDチームの坂谷氏に独占インタビューをした。
>>ユニクロ全仏ウエア販売ページ<<
今回、錦織が着用するウエアのテーマは「ラケットのガット」をイメージしたグラフィカルなデザイン。 友川氏は「錦織選手はどんなボールでも受けるというスタイルなので、それをイメージしてガットのデザインにした。」と話す。

↑全仏モデル着用の錦織圭

↑錦織圭 着用モデル

↑内部の縫い目を説明する友川氏

世界ランク1位のジョコビッチは王者の風格を出すために落ち着いたカラーを好むのに対し、錦織はトレンドを取り入れたスポーティで若々しいカラーにトライする。 また、今回のカラーは初のブラックを使用している。ブラックにした理由については 「グラフィカルなデザインやクールな印象のカラーがスポーツウエアのトレンドになっている流れと、錦織選手からの要望から、今回はブラックを採用した。」と説明した。 暑がりな錦織に向けて「背面は全部メッシュにし、通気性を高めることで熱気を逃がして、快適にプレーしてほしいという願いを込めた。」と友川氏。腕の部分はラグランスリーブ構造と脇下のマチで、スムーズな動きを可能とした。 また、内部の縫い目は肌面に当たらないようにし、少しでもプレーの妨げにならないようになっている。

↑ポロシャツについて説明する坂谷氏

以前まで錦織は少し大きめのサイズのウエアを好んでいたが、ファッションブランドであるユニクロとして、スタイリッシュなシルエットのウエアを提案。そして、錦織もスッキリしたウエアを好んで着用するようになった。 ユニクロと契約した当初はTシャツを着ていた錦織だったが、近年は襟付きのポロシャツを着ている。 ポロシャツを着るようになった経緯について、坂谷氏は当時20歳だった錦織に「ポロシャツの方が紳士的に見えるし、どう?」と勧めたことがキッカケと話す。それはファッションブランドのユニクロがファッション性の高いポロシャツを打ち出したいという想いもあった。

↑実際に水滴をたらして実験

素材は東レと共同開発した独自の素材「ドライEX」を使用。汗を溜めず拡散する効果があり、肌面のサラサラ感は他社と比べてズバ抜けている。 通常、汗をかいた面のTシャツはベタつきがあるが、「ドライEX」は選手が汗冷えやベトつきなどでパフォーマンス低下の部分を取り除こうと開発していると友川氏は話す。

↑国枝慎吾 着用モデル

また選手が何時間戦ってもパフォーマンスを出来るだけ持続し、勝ちにつなげる素材となっており、体温が上がる部分に関してはしっかりメッシュのベンチレーションを配置。 メッシュは2種類を使用し、縫製に関しても選手のプレーの妨げにならないように肌あたりの少ないステッチを採用している。 昨年の全仏オープンは、日本人で佐藤次郎(日本)以来82年ぶりの準々決勝進出の快挙を成し遂げた錦織。今年はメンフィス・オープンで前人未到の4連覇、マイアミ・オープン男子では2度目のマスターズ準優勝を飾る活躍を見せており、グランドスラム初制覇に注目が集まる。 また、車椅子テニスで世界ランク3位の国枝慎吾(日本)は、錦織のウエアと同じデザインで襟が無いウエアを着用する。

↑錦織・国枝 着用モデル

錦織のウエアとの違いは、襟を無くしてVネックにすることで首周りをスッキリさせ、プレーを快適にしていること。車椅子の背もたれ部分で汗をかきやすい背面には、さらに通気性の高いメッシュを使用。 今年の全豪オープンではまさかの初戦敗退を喫した国枝には、全仏オープンでの王座奪還に期待が寄せられる。
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